令和7年09月29日付

第六十三回神宮式年遷宮の諸祭の一つである御船代祭が、天皇陛下の日時御治定を賜り、九月十七日に皇大神宮(内宮)、十九日に豊受大神宮(外宮)それぞれの宮域内に設けられた宮山祭場で斎行された。内宮・外宮の祭儀にあはせ、木曽谷・裏木曽の御杣山では「伐木の儀」が執りおこなはれ、それぞれの御船代を奉製する御用材が伐採された。
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【広島】県神社庁(吉川通泰庁長)は八月二十日、新庁舎の地鎮祭を庁舎建設地となる廿日市市・速谷神社(櫻井建弥宮司)の境内で斎行し、県内の神職や工事関係者ら約五十人が参列した。
新庁舎は鉄骨造二階建てで、延床面積は六百十九・八六平方㍍(約百八十七坪)。来年四月の竣功を予定してゐる。
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令和7年09月29日付
各地で猛暑日が長期間に亙り続くなど、厳しい暑さに見舞はれた今年の夏。秋の彼岸を過ぎ、やうやくその暑さにも少なからず落ち着きが見られるやうになってきた。
前号掲載の通り、天皇陛下には九月九日、皇居内にある生物学研究所脇の水田でお稲刈りに臨まれた。収穫された稲は例年、十月に伊勢の神宮で斎行される神嘗祭に根付きのまま奉献されてをり、また十一月の宮中神嘉殿における新嘗祭でも奉られてゐる。
各地でも順次...
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令和7年09月15日付
国学的なるもの 存在を明らかに
田中康二先生の新著『国学の敗戦』は戦後の国学研究の偏見を「国学」と「国学的なるもの」とが混同視されたためであると捉へた。そして、先の戦時下における「国学的なるもの」の事象を(一)読み替へられる国学(馭戎論・愛国歌研究)、(二)繰り返される日本論(日本精神論・「日本的なるもの」)、(三)よみがへる神話(国生み神話・神風史観)の三項目に分類し、具体的に検証してゐる。
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令和7年09月29日付
海老沼 堯氏(えびぬまたかし、栃木県下都賀郡野木町大字野木二四〇四、野木神社宮司、二級)四月四日帰幽、享年七十七。
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