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【新刊紹介】小林威朗著『平田国学の霊魂観』 史料による厳密な分析 篤胤の霊魂観を再検証

平成29年10月30日付 8面

 本書の目的は近世後期の国学者・平田篤胤の学問・思想、とりわけ霊魂観が、篤胤の学問を継承した神道家・国学者によってどのやうに受容され、また変遷していったかを史料に基づいて考察したものである。とくに平田篤胤の霊魂観が本居宣長の霊魂観を批判的に継承した思想として、国学の発展上に位置づけられることを明らかにした。

 篤胤の霊魂観を原典に基づいて再検証し、これを受け継いだ岡熊臣・六人部是香、明治新政府の宣教使らの事績を成立年代を特定した史料により厳密に分析し、これまでの恣意的解釈を糺したもので、神社界の神職の方々にぜひ一読をお薦めしたい良書である。
〈本体4800円、弘文堂刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(神社本庁長老・生田神社名誉宮司 加藤隆久)
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