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【新刊紹介】憲法における天皇と国家 百地 章著

令和6年06月10日付 6面

国民共同体としての 国家を基軸に緒論を

 著者は大嘗祭訴訟や靖國神社参拝訴訟などにおいて神道を擁護する意見書を数多く提出してきた。そのため「神道の弁護士」と認識する向きもある。

 本書は「国民共同体としての国家」といふ観点から日本国憲法における最重要事項である天皇、そして国家論、政教関係について著者がこれまでに発表した論文をまとめたものである。日本人が皇室や神祇信仰をはじめとする日本の伝統文化をその一部として永続させる国家を目指すのであれば、「国民共同体としての国家」を基軸とした憲法学に立脚するしかないのであり、本書は神道人が国家を論じる上で必読の書であると言はざるを得ない。

〈税込5940円、成文堂刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(静岡・秋葉山本宮秋葉神社権宮司 河村忠伸)
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