【新刊紹介】日本書紀の成立と伝来 小林真由美・鈴木正信編著
令和6年08月19日付
6面
隣接分野による研究の 重要性改めて感じる書 本書は、日本古代史や国文学を専門とする十六人の研究者が『日本書紀』について、それぞれの専門分野より考究した論文集である。『日本書紀』の諸研究のうち成立と伝来とをテーマとし、どのやうに生み出されたのか、どのやうに伝はったのか、どのやうに受容されたのかについて、新たな視点・観点から論じてゐる。
本書は『日本書紀』を基礎資料とする古代史や上代文学に携はる方々に、ぜひ一読してほしい一冊である。
〈税込９９００円、雄山閣刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
（國學院大學研究開発推進機構准教授・渡邉卓）
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日本書紀の成立と伝来
円（本体価格 9,000円＋税）
小林真由美・鈴木正信 編著 ／ 雄山閣
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