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【新刊紹介】戦時青年、ただに讃へむ 心やさしき勇者の物語に、心震わす警察学校生たち 野口次郎著

令和6年08月26日付 6面

英霊の崇高なる事績 純粋に思ひ直す一書

 著者・野口次郎兄は昭和五十七年に靖國神社に奉職し、平成十一年には宮城・志波彦神社鹽竈神社に異動。昨年、同神社の権宮司を退職するまで、長きに亙り神明に奉仕してきた。宮城県では神社庁駐在神社本庁教誨師として宗教教誨に尽力するとともに、宮城県警察学校の倫理講師を務め、東北管区警察学校や県警本部などで講話等をおこなふ機会もあったといふ。本書はさうした経験に基づき執筆されたものである。

 八月の靖國神社は、政治的かつ思想的な混乱に巻き込まれがちな観がある。さうした混乱に辟易するなか、英霊の事績を純粋に思ひ直すための一書として本書を紹介したい。
〈税込1870円、展転社刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(巳波勲)
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