阪神・淡路大震災で損傷 絵馬の修復を神前に奉告 西宮神社
令和6年12月09日付
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【兵庫】西宮市の西宮神社(吉井良昭宮司)では阪神・淡路大震災で損傷した絵馬「神馬舎人添図」の修復が完了したことから、奉告祭を十一月五日に執りおこなった。
この絵馬は宝暦元年(一七五一)に尼崎藩主の松平忠名公が武運長久を祈って奉納したもの。幅百七十三㌢、高さ百三十九㌢の大きさで、前脚を跳ね上げた神馬と綱を引っ張る舎人二人の様子が描かれてゐる。震災までは本殿西側に建ってゐた宝暦十三年(一七六三)建設の絵馬殿に飾られてゐた。
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