【新刊紹介】道徳は最強の「生存戦略」である ――科学が証明した「成功」と「幸福」のメカニズム 渡邊 毅著
令和8年07月27日付
6面
愛国心をはじめとする徳目 道徳心の根拠を説く必携書 「道徳の授業を疎かにするな。道徳は、人間形成の根幹・学級経営の柱になる」――これは、小・中学校の教員時代、師と仰ぐ先輩のT先生から受けた教へである。
重要であるといふことは理解できても、道徳教育における徳目をいかに教材化し、子供たちの心の醸成につなげられるか。いつも、徳目の意味する根拠・原点すら手探りのままに授業をしてきた私であった。
本書を読み進めるに従ひ、現役時代のもやもやが一つ一つ晴れていく。「あぁ、現役時代この書に出会へてゐればなぁ!」――そんな口惜しさと、感動を与へてくれたのがこの書である。
読み終へた今、心に残ったことをさらに数々取り上げたいところであるが、なかでも強ひて挙げるなら「愛国心と畏敬の念」である。社頭講話をはじめ、あらゆる場において、本書から得られた根拠を基に、自信をもって啓発活動に取り組むことができるといふことである。斯界にとって文字通り必携の書と言へる。
〈税込2200円、公益財団法人モラロジー道徳教育財団刊。ブックス鎮守の杜取扱書籍〉
(長野・御穂須々美神社宮司、全国教育関係神職協議会常任理事 甲田圭吾)
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